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World Scaling

Unreal Engineプロジェクトの3D シーンと、Spatial Reality Displayに表示される実際の3D イメージとの間のスケールを調整することができます。

通常3Dモデルは実物の大きさで設計されます。つまり、人間のキャラクターモデルは1.5~2.0m程度、樹木モデルは数m、建物は数十m程度のものがほとんどです。 しかし、実際のSpatial Reality Displayのサイズはせいぜい0.4×0.2×0.2mであるため調整が必要となります。 Spatial Reality Displayに表示される仮想の3Dシーンと実際の3D画像の縮尺を変更することを、World Scalingと呼んでいます。 World Scalingを変更することで、モデル自体のサイズを変更することなく、3DモデルをSpatial Reality Displayに表示するのにちょうど良いサイズに収まるようにすることができます。

Spatial Reality Displayに3Dオブジェクトを表示するには、Spatial Reality Display Managerで表示されるブルーボックス領域内にオブジェクトを配置する必要があります。 この領域をSpatial Reality Display View Spaceと呼んでいます。

Spatial Reality Display View Spaceのスケールが小さすぎて、その中にオブジェクトを配置することができない場合があります。 その場合SRDisplay Managerアクターのスケールを、Spatial Reality Display View Space内のオブジェクトに合わせて調整します。 SRDisplay Managerアクターの詳細のTransformカテゴリのScaleプロパティでスケールを変更することができます。