SONY

参考


注意:最適なパフォーマンスを得るには、mocopiのスケルトンだけか、もしくは、mocopiスケルトンと1個の3Dキャラクターのみでモーションデータを記録することをおすすめします。

  1. Maya画面右下、タイムラインのプレイヤーコントロールにある[Cached Playback]を無効にしていることを確認します。
  2. タイムライン上で、[end time of the playback range]の設定を大きな数値に変更します。例えば1000、またはアニメーションの長さに沿って、アニメーション部分になるすべてのフレームがキャプチャーできる十分な数値に設定します。
  3. mocopiソース設定ダイアログの[Live]チェックボックスが有効になっている状態で、[Enable Recording]チェックボックスにチェックを入れて、モーション記録を有効にします。
  4. 記録開始前に、タイムラインのスライダーを1の位置まで移動します。
  5. モーションを記録します。

    Pluginが記録モードの場合(ステップ1~3は完了):

    1. 記録開始:プレイヤーコントロール(画面右下)の再生ボタンをクリックして、記録したいモーションを実行してください。

      For 例:

    2. 記録停止:プレイヤーコントロール(画面右下)の停止ボタンをクリックしてください。
  1. mocopiソース設定ダイアログで、[Enable Recording]チェックボックスのチェックを外します。
    下図のとおり、[Enable Recording]チェックボックスのチェックを外すと、Mayaにキーフレームが保存されます。
  2. 次に、mocopiソース設定ダイアログの[Live]チェックボックスのチェックを外します。
    記録データがある場合は、mocopi設定ダイアログ下部に[Playback]と表示されます。
  3. 記録データを最初から再生するには、タイムラインのスライダーを1の位置までドラッグします。
  4. 再生の操作をします。

    前述の手順で説明したように、Pluginが再生モードの場合

    1. 再生を開始するには、プレイヤーコントロール(画面右下)の再生ボタンをクリックしてください。

      参考

      記録したモーションデータを使って、シーン上で好きなようにキャラクターを動かすことができます。

    2. 再生を停止するには、プレイヤーコントロール(画面右下)の停止ボタンをクリックしてください。

これまでの手順では、mocopiを利用して3Dキャラクターをアニメーション化する方法を説明してきました。また、mocopiセンサーからのモーションデータを記録する手順も説明しました。ここからは、mocopiセンサーから記録したモーションデータを3Dキャラクターにベイクする方法を説明します。

  1. 前述で説明した手順で、mocopiスケルトンだけを使用してmocopiセンサーからのアニメーションを記録し、再生させます。
  2. Mayaのシーンに3Dキャラクターをインポートします。
  3. HIKメニューで、[Character:]には3Dキャラクターと、[Source:]にはモーション記録したmocopiソースを設定します。また、「ステップ2:記録したモーションデータを再生する」の手順に従って、モーションを再生します。この時点で、事前に記録されたモーションで3Dキャラクターがアニメーション化されているのが確認できます。
  4. outlinerの3Dキャラクターを選択します
  5. Maya画面左上の[Animation]モードが選択されていることを確認します。
  6. Mayaメニューバーから、[Edit]>[Keys]を選択し、[Bake Simulation]の横にある設定アイコンをクリックします。
  7. [Below]が選択されていることを確認し、[Apply]をクリックします。
  8. アニメーションのベイク処理終了後、閉じるボタンをクリックしてmocopiスケルトンを削除します。その後、アニメーションを再生して3Dキャラクターにモーションがベイクされているかを確認します。

もしアニメーションの再生スピードが速すぎると感じる場合は、[Playback Speed]設定の[xx fps × 1]を確認してください。
xx部分はシーンのFPS設定になります。

  1. 1- Mayaシーンの右下にある小さな設定アイコンから、アニメーション設定を開きます。
  2. [Time Slider]カテゴリーの[Playback]セクションで、再生スピードが事前に選択されたFPSの×1であることを確認します。例えば、再生スピードを24 fpsに設定した場合、設定値が[24 fps × 1]であるか確認します。設定を変更後は、変更を保存します。