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【アップデート内容】SDK2.1.0及び本体ファームウェア1.20.00リリースについて

この度、製品の機能の向上および追加を図ったSDK ver.2.1.0と本体ファームウェア ver.1.20.00を提供します。

※対象機種 : ELF-SR2

今回のアップデートによりELF-SR2の画質やパフォーマンスがより最適化されるだけでなく、様々なシーンにおける使い勝手も向上しました。

※以下の機能を用いるために、Spatial Reality Display Settingsと本体ファームウェアを両方アップデートしてください。

下記の*1、*2の画質改善はアプリケーション側でも対応し更新する必要があります。今回のアップデートの機能を最大限発揮するために、アプリケーション開発者は、最新のUnity及びUnreal EngineのPluginに差し替え再ビルドしてください。アプリケーションが非対応の場合は*1,*2の効果は反映されません。

詳しくはSpatial Reality Display Settingsをご参照ください。

追加項目
1. 画像処理設定*1 : 画像処理を「画質優先」と「処理優先」を選択可能になりました。「処理優先」にするとGPUの負荷を低減し、重いデータ量の多いコンテンツでも滑らかに表示することができます。
2. 使用環境設定 : 視線認識のアルゴリズムを使用環境に合わせて変更できるようになりました。
3. 視聴者切換 : 最大2人の視聴者に対して、視線認識対象を切り替える設定が可能になりました。本切り替えは本体の「Fnキー」に設定を割り当てることも可能です。
4. クロストーク調整 : 視聴者に合わせてよりクロストークの少ない最適な画質に調整することができます。
改善項目
5. 視点検出の安定性向上 : 瞳認識に動き予測機能を追加しました。検出処理の改善により、オブジェクト表示の安定性が向上しました。
6. 暗所での安定性向上 : 特に暗い環境下で発生しやすい画面のちらつきを低減し、より安定した映像を楽しめます。
7. 超解像度処理の最適化*2 : 超解像度処理が最適化され、精彩感をより高めることができます。

Spatial Reality Display Settings installerをダウンロードし、指示に従ってアップデートしてください。

本バージョンから、Spatial Reality Display Settings上でバージョンが確認できるようになります。こちらでバージョンを確認してください。

Spatial Reality Display Settingsにバージョンが表示されている