SONY

Tips

本製品は内蔵された高速ビジョンセンサーで見ている人の顔を検出した上で、視線を認識し、最適化した映像をリアルタイムで作り出しています。視聴環境を整えていただくことで、より安定してお使いいただけます。

  1. 顔が何かで覆われていないか確認する

    本製品は顔を検出した後に視線を認識するため「マスク」や「サングラス(強い色の入ったもの)」をしていると認識しづらい場合があります。正しく動作しない場合には、本機ご使用時はマスクやフェイスシールドを外していただくか、マウスシールドをご利用ください。また、サングラスも外してください。 またつばの大きい帽子をかぶっていたり、髪が眉にかかっていたりすると認識しづらいことがあります。髪をよけるなど試してください。

  2. 逆光の環境をさけて設置する

    背景が明るい窓があるなど逆光状態の場合、顔が暗くなってしまい認識精度が落ちる場合があります。設置場所を調整して顔認識しやすい場所に設置してください。

  3. 極端に暗い部屋や明るい部屋を避ける

    極端に暗い部屋だと顔を認識できない場合があります。推奨の明るさは100~1000ルクス程度です。これは一般的なリビングやオフィスで蛍光灯をつけた場合の明るさを想定しています。適度な明るさになるように調整してください。

  4. ライトを設置する

    どうしても暗い環境で利用する必要がある場合などは、顔に明かりがあたるようにデスクスタンドライトなどをご活用ください。 ただしディスプレイの面にはライトが当たらないような角度に調整してください。 Spatial Reality Display Settingsの起動をご覧いただき、顔認識結果を表示しながら、正しく顔認識されるように最適な明るさに調整してください。

  5. デモ展示などでご使用の場合は

    水銀灯など特殊な照明環境下では、安定して視聴が出来ない可能性があります。安定しない場合には、「Spatial Reality Display settings」アプリケーションのAE設定をOFFにしてマニュアルでGainを調整してください。詳細はカメラゲイン調整をご参照ください。